報道関係者各位

　現在、社会福祉法人善光会（住所:東京都大田区東糀谷六丁目4 番17 号 TEL:03-5735-8080 理事長:梅田 茂 以下、善光会）において、キネクトによる移乗トレーニングプログラムの開発を行っております。

　つい先日、厚生労働省が「職場における腰痛予防対策指針」を19年ぶりに改訂するなど、介護現場における腰痛の増加が問題視されており、介護者のスキルアップが切実に求められています。そのような社会情勢の中、善光会は介護職員が腰痛になりにくい正しい介助方法を身につける必要を感じ、独力で正しい手法を身につけられる移乗トレーニングプログラムの開発に着手しております。

　プログラムには米マイクロソフトがゲーム機用に開発した制御装置「キネクト」を利用しております。自分の移乗介助をキネクトで撮影、再生しながら判定プログラムを実行する事により自分の介助動作の確認ができます。また、キネクトに取り込まれているお手本の動作に照らし合わせて判定がでるため、スキル研修としての利用が可能となります。

　今後の展開としては、より詳細な判定プログラムの構築及び介護現場での試験導入を通じ、プログラムの質の向上を行ってまいります。将来的には、他の介護項目における研修支援プログラム化も検討したいと考えております。

　また、善光会は先日、東京エレクトロン デバイス（株）様の主催による「Kinect for Windows Contest 2013」に当プログラムで応募させていただきましたが、残念ながら落選となりました。この結果は、私たちにまだまだ至らない点が多いからだと考えております。今後も、より社会に必要とされることを目指し、引き続き移乗トレーニングプログラムの開発を進めてまいります。

本件に関するお問い合わせ先
社会福祉法人善光会　事業戦略室　広報担当　中村
TEL：03-5464-8841
公式HP: https://www.zenkoukai.jp/japanese/
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