2018 05.01
お知らせ
スマート介護プラットフォームの開発に着手します
2018.5.1
スマート介護プラットフォームの開発に着手します~Smart Care Operating Platform~
社会福祉法人善光会
サンタフェ総合研究所 広報担当
TEL:03-5464-8841
この度、社会福祉法人善光会(住所:東京都大田区東糀谷6-4-17 TEL:03-5735-8080 理事長:梅田茂、以下善光会)のサンタフェ総合研究所(以下、「当研究所」)は、スマート介護プラットフォーム(Smart Care Operating Platform, 以下「SCOP」)の開発に着手する運びとなりましたのでご案内いたします。
■SCOPとは
介護業界初の、他社連携を前提とした無償の介護ロボット・ICT機器連携プラットフォームです。
スマート介護プラットフォーム(Smart Care Operating Platform)
■SCOPによってできること
・介護職員は、SCOPアプリを通じて複数のIoT機器より施設利用者の情報を受領できることから、利用者に対して、利用者ごとの効果的な介入ができるようになります。
・施設管理者は、SCOPの管理者向けwebサイトにより利用者状態や介入状態についてサマライズされた情報をリアルタイム確認できることから、現場を見える化し、現場で発生している問題に対して最適なソリューションを選択することができるようになります。
・介護ロボット、ICT機器メーカー企業やその他の介護関連事業者は、SCOPを通じて広告という形で最適なソリューションを施設管理者に提案できるようになります。また、機器の利用状況についてSCOPを通じてリアルタイムに確認できることで、ユーザーサポートに活用できるようになります。
■SCOPの開発・運営方針
SCOPの開発にあたっては、既に複数のメーカーや有識者と議論を重ねながら、標準仕様の策定を進めております。標準仕様はAPI構築し、SCOPにはどのメーカーでも自社の機器を載せられるようにする予定です。
介護ロボット・ICT機器メーカー企業は、広告等を通じて施設管理者・施設職員に特定の課題に対する最適なソリューションとして機器の導入を提案することができるようになります。このような広告収入モデルにてSCOPを運営することにより、施設、介護現場にはSCOPを無償で使用できるようにいたします。
■今後のスケジュール
今後、開発を進めていき、2018年中の初期バージョンのリリースを予定しております。その後、運用試験とデータ解析を実施していき、3年後には、利用者状態・介入情報のデータベースからケアマネジメントAIを搭載する予定にあることを付言いたします。
SCOPは、「科学的介護」の確立に資するデータベース構築を目指し、新しい介護施設のあり方を積極的に提案いたします。
■社会福祉法人善光会 サンタフェ総合研究所について
善光会では、平成25年に「介護業務負荷の軽減」、「介護サービスのアウトカムの創出」を目指した『介護ロボット研究室』を設置し、メーカー企業や関係省庁と連携しながら介護ロボットの自社開発・共同開発・実証研究に取り組んでまいりました。そして、高齢化や技術発展等の経営環境が著しく変化する状況下、前述のような様々な先進的な取り組みを行ってきた知見を集約して、福祉事業者の皆様に効果的に活用していただくために、平成29年10月に『サンタフェ総合研究所』を法人内に設立し、福祉事業者様向けに経営支援を実施しております。
以上
本件に関するお問い合わせ先:社会福祉法人善光会 サンタフェ総合研究所 広報担当
TEL:03-5464-8841 E-mail : info@zenkoukai.jp