2016.07.7

介護ロボット・人工知能研究室設置のお知らせ

社会福祉法人善光会
事業戦略室　広報担当
TEL：03-5464-8841

  この度、社会福祉法人善光会（住所:東京都大田区東糀谷六丁目4番17号 TEL:03-5735-8080 理事長:梅田 茂 以下、善光会）において、介護ロボット及び人工知能の研究・開発・導入を実施する、『介護ロボット・人工知能研究室』を本年度7月1日付けで発足いたしましたので、ご案内申し上げます。

  日本では高齢化がかなりのスピードで進行しており、総人口に占める65歳以上の割合が2015年には26％、2055年には40.5％に達し、2.5人に1人が65歳以上となることが予測されています。そのような状況下で、介護施設や介護人材の不足により、介護士やご家族様への負担がますます大きくなると懸念されております。

  昨今、情報技術の発展に伴い、人工知能の技術開発が進んできております。技術開発とあわせて、人工知能の産業への適用に向けた取り組みも進められており、こと介護業界におきましては、介護ロボットの中に組み込まれるようになってまいりました。私たち善光会は、今後の国家の成長を考えた際、介護福祉施設を運営する我々が主体的に関与し、産業を活性化していくことが重要だと考えます。

  善光会では、平成25年8月1日に『介護ロボット研究室』を設置し、「ハイブリッド特別養護老人ホームプロジェクト」、「介護ロボットの自社開発・共同開発」、「関係省庁との共同プロジェクト」などを主として活動してまいりました。

  今回、善光会では、介護施設の人手不足の解消、ご家族様の介護負担の軽減、介護サービス利用者の自立支援の促進などを目的とし、『介護ロボット研究室』の機能を拡張し、『介護ロボット・人工知能研究室』を設置することにいたしました。

  介護ロボット・人工知能研究室においては、従前より進めている介護ロボット研究・開発・導入活動の更なる発展を目指すとともに、介護ロボット分野を越えて人工知能の研究・開発・導入による、「介護業務負荷の軽減」、「法人運営負荷の軽減」を目指した活動を実施いたします。

以上