2024 04.10
お知らせ
令和5年度老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)報告書を公開しました
社会福祉法人善光会
広報担当
TEL:03-5735-8080
この度、社会福祉法人善光会(住所:東京都大田区東糀谷6-4-17 TEL:03-5735-8080 理事長:西田日出美 以下「善光会」)サンタフェ総合研究室(以下「当研究室」)は、「令和5年度老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)」で採択した2テーマの調査研究事業の最終報告書、および本事業で作成したガイドラインを公開しましたことをお知らせいたします。
【事業の背景と目的】
1.介護現場のニーズをふまえたテクノロジー開発支援に関する調査研究事業
介護現場の負担軽減・生産性向上に向けた取り組みの一つとして介護ロボット・ICT等のテクノロジーの利活用が注目され普及が進んでいますが、急速に深刻化する介護現場の課題を前に、より現場で役立つ製品・サービスを、より多く普及させていくことが期待されます。
本事業では、より介護現場のニーズをふまえた製品・サービスが開発されることを後押しするために、介護テクノロジー開発における各段階で開発企業が踏まえるべき手順や検討事項を「介護テクノロジー開発の共通フレーム」として整理し、加えて支援機関が支援を行う際の活動指針となるガイドブック「介護テクノロジー開発ガイドブック~支援機関編」を作成いたしました。
・令和5年度「介護現場のニーズをふまえたテクノロジー開発支援に関する調査研究事業」報告書
・介護テクノロジー開発ガイドブック別添_開発企業アセスメント用チェックシート
2.LIFEの介護事業所からの新規提案のあり方に関する調査研究事業
厚生労働省は令和3年度より、科学的介護情報システム(LIFE)の運用を開始、介護事業所が実施する介護サービスの質の向上および利用者のよりよい介護アウトカム(評価指標の変化)の実現にむけたフィードバックに役立てられるとされています。しかしながら、多くの介護事業所がLIFEから得られる情報の有効な活用方法を見いだせていない現状があります。
本事業では、科学的介護の実践のために必要と考えられるLIFEの活用方法を示した上で、 LIFEの活用事例と活用課題について提起し、善光会の介護現場の視点から、自施設のデータを基にフィージビリティスタディを実施いたしました。
・令和5年度「LIFEの介護事業所からの新規提案のあり方に関する調査研究事業」報告書
【社会福祉法人善光会 サンタフェ総合研究室について】
善光会は、高齢化や技術発展等の経営環境が著しく変化する状況下において、福祉事業者や関連団体との連携強化を図り、善光会が掲げる「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」という二つの理念のもと、持続可能な介護事業モデルの確立に貢献していきます。
当研究室は、独自の先進的な取り組みによって介護福祉施設を運営する善光会ならではの知見を集約し、福祉関連事業者様や介護テクノロジーメーカー様に効果的に活用していただくため設立された研究機関です。
社会福祉法人善光会 広報担当
TEL:03-5735-8080 E-mail : info@zenkoukai.jp