2023 06.12

プレスリリース

令和5年度 藤沢市「先進的介護伴走支援事業」への参画について

社会福祉法人善光会
広報担当
TEL:03-5735-8080

 この度、社会福祉法人善光会(住所:東京都大田区東糀谷6-4-17 TEL:03-5735-8080 理事長:西田日出美 以下「善光会」) は、令和4年度に神奈川県藤沢市が実施した「先進的介護実証事業」に引き続き、令和5年度「先進的介護伴走支援事業」に参画し、介護施設におけるロボット・ICTの活用と業務オペレーション改善を進めるためのパッケージモデルの構築を進めていきますことをお知らせいたします。

■ 藤沢市「先進的介護実証事業」、「先進的介護伴走支援事業」とは                                   
 高齢者人口の増加と生産年齢人口の減少が進展する中、介護サービスの持続的な提供のため、介護現場の生産性向上が求められています。しかしながら、業務分析や機器選定の煩雑さが障壁となり、介護施設の生産性向上が進んでいるとはいいがたいのが実情です。藤沢市では、このような状況に対して、ロボット・ICTの積極的な活用に加え、業務オペレーション・人事改革などをパッケージとした生産性向上モデルを構築し、その運用・検証を進めることとなりました。これにより、簡易かつ効果的な生産性向上策を推進し、介護サービスの持続可能性を高めることを目ざしています。
 昨年度は、藤沢市に所在する施設において業務内容の実態調査を実施、特別養護老人ホーム向け生産性向上パッケージを作成し、その結果報告を行いました。
 今年度は昨年度と同様、藤沢市に所在する施設において業務改善やテクノロジーの導入を実施し施設の生産性向上を進めていきます。また、生産性向上の取組をより活性化させるために、当該施設職員を対象として、善光会施設においてテクノロジー導入の2泊3日の研修会を実施する予定です。

■善光会が「先進的介護伴走支援事業」に参画する趣旨
 善光会は「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」という二つの理念のもと、持続可能な介護事業モデルの確立を目指して、介護現場の効率的な業務を実現するための「ハイブリッド特養プロジェクト」を進めるほか、オペレーションの最適化とテクノロジーの活用を推進するため、厚生労働省などの実証事業に積極的に参画してきました。
 今後、介護業界の生産性向上の取組を押し進めるためには、こうしたオペレーション改革のノウハウを拡げ、各地域で生産性向上が進むサイクルを創り出すことが重要です。藤沢市が進めるパッケージモデルの構築において善光会モデルのノウハウを移植導入し、藤沢地域での生産性向上モデルの構築の基盤づくりに協力していきます。

 善光会は、高齢化や技術発展等の経営環境が著しく変化する状況下において、福祉事業者や関連団体との連携強化を図り、善光会が掲げる「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」という二つの理念のもと、持続可能な介護事業モデルの確立に貢献していきます。

社会福祉法人善光会  広報担当
TEL:03-5464-8841 E-mail : info@zenkoukai.jp

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