2008 06.09

お知らせ

施設立地に関する報道につきまして

過日、「堤防の外に高齢者施設」と題する記事が東京新聞等に掲載されました。

私たち施設経営に携わるものにとって、安全は経営の基盤であり、社会に対する責務です。そこで、お客様、ご家族様及び地域の方々にご安心いただきたく、施設建設にあたっての安全性に対する当法人の考え方及び安全に関する方策を申し述べさせていただきたいと思います。

1.立地について
当法人の経営する施設は、工業専用地域に所在しておりますが、施設内部が静粛であるのみならず、建物密集地域から離れ、交通騒音からも無縁な周辺環境を確保しております。

2.防潮設備について
施設敷地の外側に構造・形態について東京都港湾局と協議の上、都の防潮基準であるA.P.(Arakawa Peil:荒川工事基準面)4.6メートルの高さの防潮施設を構築し、施設建物自体も従来のグラウンドレベルより客土により900mm盛り上げ、建物1階床面をほぼ防潮施設上端の高さ(A.P. 4.6メートル)に合わせて建設しております。このことにより、水害に対し強い施設となっております。

3.災害対策について
関係各機関の指導のもと、避難計画を策定し、緊急時の食料及び医薬品の備蓄に務めております。災害が予想される場合には、関係各機関からの情報収集につとめ、時間的余裕をもって、近隣の避難場所への避難か、施設内での垂直避難(上階方向への避難)を検討し、迅速な対応を図ります。食料につきましては、施設内において3日分(職員を含め550名分)を用意し、医薬品についても各種2週間分から1ヶ月分を確保しております。

私たち善光会は、今後も安全な施設経営に務めてまいります。

お問い合わせ