2022 05.20
お知らせ
藤沢市「先進的介護実証事業」に参画。善光会で培ったノウハウを地方公共団体に提供することに より善光会モデルを活用した地域での生産性向上の取組の加速化を目指します。
社会福祉法人善光会
事業戦略室 広報担当
TEL:03-5735-8080
この度、社会福祉法人善光会(住所:東京都大田区東糀谷6-4-17 TEL:03-5735-8080 理事長:西田日出美 以下「善光会」) サンタフェ総合研究所(以下「当研究所」)は、神奈川県藤沢市が実施する先進的介護実証事業を受託し、介護施設におけるロボット・ICTの活用と業務オペレーション改善を進めるためのパッケージモデルの構築を進めていきますことをお知らせいたします。
■藤沢市「先進的介護実証事業」の背景
高齢者人口の増加と生産年齢人口の減少が進展する中、介護サービスの持続的な提供のため、介護現場の生産性向上が求められています。しかしながら、業務分析や機器選定の煩雑さが障壁となり、介護施設の生産性向上が進んでいるとはいいがたいのが実情です。藤沢市では、このような状況に対して、ロボット・ICTの積極的な活用に加え、業務オペレーション・人事改革などをパッケージとした生産性向上モデルを構築し、その運用・検証を進めることとなりました。これにより、簡易かつ効果的な生産性向上策の推進を進め実現し、もって介護サービスの持続可能性を高めることを目指ざしています。
■善光会が「先進的介護実証事業」に参画する趣旨
善光会は「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」という二つの理念のもと、持続可能な介護事業モデルの確立のためにを目指して、介護現場の効率的な業務を実現するための「ハイブリッド特養プロジェクト」を進めるほか、オペレーションの最適化とテクノロジーの活用を推進するため、厚生労働省などの実証事業に積極的に参画してきました。
今後、介護業界の生産性向上の取組を押し進めるためには、こうしたオペレーション改革のノウハウを拡げ、各地域で生産性向上が進むサイクルを創り出すことが重要です。そのためこで、当研究所では、藤沢市が進めるパッケージモデルの構築において善光会モデルのノウハウを移植導入し、藤沢地域での生産性向上モデルの構築の基盤づくりに協力していきます。
■善光会が実施する取組
① 先進事例調査・実証施設業務分析
② 業務要素群の整理と改善領域の設定
③ 改善領域に対応した改善パッケージモデルの構築と運用・効果測定
■社会福祉法人善光会 サンタフェ総合研究所について
善光会は、高齢化や技術発展等の経営環境が著しく変化する状況下において、福祉事業者や関連団体との連携強化を図り、善光会が掲げる「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」という二つの理念のもと、持続可能な介護事業モデルの確立に貢献していきます。
当研究所は、独自の先進的な取り組みによって介護福祉施設を運営する善光会ならではの知見を集約し、福祉関連事業者様や介護テクノロジーメーカー様に効果的に活用していただくため設立された研究機関です。
社会福祉法人善光会 広報担当
TEL:03-5464-8841 E-mail : info@zenkoukai.jp