2020 07.07

お知らせ

aba、パラマウントベッド共同開発の排泄ケアシステム『Helppad』を導入開始

社会福祉法人善光会
株式会社aba
パラマウントベッド株式会社

  この度、社会福祉法人善光会(東京都大田区東糀谷 理事長:梅田茂 以下「善光会」)は、株式会社aba(千葉県船橋市前原東 代表取締役:宇井吉美 以下「aba」)とパラマウントベッド株式会社(東京都江東区東砂 代表取締役社長:木村友彦 以下「パラマウントベッド」)が共同開発した非接触・非侵襲の排泄ケアシステム『Helppad(ヘルプパッド)』を、運営する特別養護老人ホーム「フロース東糀谷」へ導入いたしましたことをお知らせします。

 『Helppad(ヘルプパッド)』は、三大介護の一つである排泄介助が適時的確にできていないことによる、施設利用者への提供サービス品質の低下や介護職員の業務負担の増加をなくすという目的の下、abaとパラマウントベッドによって共同開発された排泄ケアシステムです。

  善光会は、正式導入に先立ち、abaとともに現場での品質検証や機器を効果的に導入するための業務オペレーションの検討、製品改良のためのフィードバックを行ってまいりました。この実証の結果『Helppad』の導入により、施設利用者への高品質な介護サービス提供と介護職員の業務負担軽減の両面でその有用性が認められたため、善光会運営施設での正式導入を決定いたしました。

  さらに善光会が開発した介護福祉事業者向け情報管理システム『スマート介護プラットフォーム”Smart Care Operating Platform”(略称「SCOP」)』とのシステム連携も開発中です。介護職員が携帯するスマートフォンへのリアルタイム通知や介護記録への自動入力等のシームレスな情報共有等、『Helppad』の効果を最大化した運用を可能にいたします。
  善光会は、aba、パラマウントベッドとともに、さらに高いレベルでの施設利用者への高品質な介護サービス提供と介護職員の業務負担軽減の両立をさせた「次世代介護」の実現に寄与してまいります。

株式会社aba
  abaは介護という支えあいのフィールドを支える、ケアテックカンパニーです。内閣府調査において介護の負担感NO.1であった排泄という課題に10年以上真摯に向き合い、業界初・においで尿便を検知する排泄センサを開発しました。体に非装着、便も検知可能な排泄センサは業界でも珍しく、排泄パターン表が自動作成される仕組みも備えています。人間の本来持つ生命力を引き出せるよう、体温のあるテクノロジーを通じて、必要なときに必要なケアを届けるお手伝いをします。

パラマウントベッド株式会社】 
  パラマウントベッド株式会社は1947年に創業し、病院用ベッドの専業メーカーとしてスタートしました。高齢化の進展を背景に、高齢者施設や在宅介護、睡眠と健康分野にも事業領域を拡大しながら、さまざまな製品・サービスを開発しています。企業理念である「先進の技術と優しさで、快適なヘルスケア環境を創造します」のもと、お客様に満足していただける安全で高品質な製品・サービスを提供して参ります。

社会福祉法人善光会
  善光会は、東京都大田区を拠点に介護福祉施設を運営管理する社会福祉法人です。2009年のロボットスーツHALⓇ福祉用導入以来、130種類以上の機器を導入し、メーカー企業や関係省庁と連携しながら介護ロボットの共同開発・実証研究等、様々な先進的な取り組みを行ってきました。また、その知見を集約して福祉業界の関係者の皆様に効果的に活用していただくために、2017年10月に『サンタフェ総合研究所』を法人内に設立。各関係者の皆様へ向けた経営支援の実施の他、複数の機器のインターフェースを統合する「SCOP Now」や介護記録アプリ「SCOP Home」を開発、サービス提供をしております。


◆報道関係お問い合わせ先◆

株式会社aba               広報担当 TEL:047-494-6823 sales@aba-lab.com
パラマウントベッド株式会社         広報担当 TEL:03-3641-1111
                                                       https://www.paramount.co.jp/contact/inquiry
社会福祉法人善光会                 広報担当 TEL:03-5735-8080 sfri@zenkoukai.jp

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